第2887話 2023年10月3日

米国大リーグでプレーしている二刀流の大谷さんは今期米国両リーグ通じてのホームラン王を取ったそうです。しかも、怪我で一定期間戦線離脱していて、打者の他に大谷さんは今年ピッチャーで先発10勝も手にしています。このくらいの成績ならば、大リーグ史上も初ではないか推測しています。これは偉業ですね。
しかし、これまでお身体を使ってのすごい試合を続けていくならば、今後の選手は怪我もさけられないと思います。先日、レストランでお昼を食べていたらちょうど、大谷さんのホームラン王の特別番組だったので、その動きを拝見したところ、すでに色々な怪我を背負っていることは間違いありません。これは、日本の整形外科の先生の皆様は見ればきっとわたくしと同じ結論に至ると思います。まあ、お身体をオーバーに使っていますね。
スペインラ・リーガでは今季、日本代表の久保さんも相当頑張っています。もちろん、私は同様に怪我を心配しています。スポーツ選手の誰もがいきなり大怪我で現役から退かなければならない事件に遭遇する可能性があります。いかなる名誉といかなる生涯の生活が保障されたにしても、一生涯の怪我と痛みを背負っての生活は私はどうかと思います。
そして、養生と称している太極拳教室で怪我をして、痛みの中での生活は私は嫌ですね。生涯太極拳を練習していくうちに怪我がゼロってどう考えても無理ですが、私も今年は体の一番太い筋を思い切り伸ばしてしまい、なんとか普通の動きができるまでは実際にまる三ヶ月はかかっていましたね。自分実際に太極拳を練習して46年の今になって、はじめての不慮な怪我でしたね。これは今後の自分の太極練習の中で自戒して参ります。
どんなに気をつけても、どんなに科学的な太極の練習をしても、時折どうしても怪我してしまうくらいですので、不勉強で人間の構造に反する動きでいかにも人為的に作られた怪我は本当にいただけないと思います。
太極拳教室は一人ひとりの体を危険に晒されないように気をつけていく努力しなければなりません。これは、太極教室主催者の責務です。

呉式太極拳上海鑑泉社東京授権点、北海道授権点、北海道札幌雅山教学点。新規会員募集中。
偵察はお断りします。