第2933話 2023年11月18日
- 2023/11/18
- 08:38


何故、このように46年間も太極を練習するのかと、これは何度も聞かれています。同門の中でも自分とと同じくらいの修練を続けてきたことがある人間がいます。結果的にどのレベルまで到達したのかはどうでもよいと思いますが、続けるならば、それなりに太極はすごい魅力があると確信しております。
同門では、若い頃に腰の怪我をして、本来ならば相当の人生になるのですが、なんとかして毎日のように太極拳の練習をして、実際に社会主義ですので労災はもちろん、この人の生涯のお給料も出されて、彼は今になって年金も普通に出ていると伺っていますが、しかし、これならば多くの人は生涯、自分は怪我をしているからと運動やリハビリに徹していくなかで、彼は呉式太極拳に生涯をかけました。結果、腰の怪我の回復はいかなるリハビリよりも良かったです。彼は定年退職の年齢になってしばらくしたところ、腰の回復もほぼ完成したそうです。
人間の腰や骨盤に一度大怪我をすると、その回復は本当に大変です。
もちろん、私も自分の拝師師父の馬江麟先生も、自分の日本呉式太極拳教室の一部の方々も実は重労働を経験したことがあります。重労働では人間の骨格になんだかのダメージが残ることは古代の道学も近代医学も認めています。
人間は脆いです。無理して体をこき使った者は誰でも太極の練習をすべきと思います。
人間の骨格はちょっとしたことで変形します。人間は自身の骨格の修正が大切です。
太極は骨格の修正術です。もちろん、注意点もありますが、太極拳の練習でより静かになった時に人間は自分の歪みを感じることがあります。その時はなにがあっても練習しながら自分の歪みを力で修正することはいけません。歪みを感じても体は力を抜けたままにすべきです。
ご注意ください。
呉式太極拳上海鑑泉社東京授権点、北海道授権点、北海道札幌雅山教学点。新規会員募集中。
偵察はお断りします。

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