第2934話 2023年11月19日
- 2023/11/19
- 11:54


11月はもうすぐ終えます。やがて来るお正月の連休を考える暇もないですが、この歳になると体力は自然に落ちて、休日があれば自然と休養しているのが普通です。そして、自分の趣味である写真撮影もかなり体力がないといけません。最近は写真もなかなか撮影していません。
写真家の方は1000万円をかけて、地上最高の撮影機材を手に入れてはかなり軽量のカメラで撮影に臨んでいますが、自分は何故かこの歳になって、いつもの写真機材がこんなに重く感じてしまうのだろうと思うと、自分自身の老化をかなり実感しなければなりません。ある程度の筋トレはしないといけません。これは最近の自分が感じていることです。
がしかし、太極を練習する人は基本的に筋トレはしません。何故かというと、太極は柔らかい筋肉を訓練するものです。太極を練習する者は自然に食欲もよくなります。昔の太極拳の師匠は太っている人がかなり多かったです。自分は一定の太極勁を練習してきて、昔の太極拳師匠が太ることも実感しています。しかし、もともと体質の弱い自分はあまり太るの生活に支障が起きますので、これからある程度体重を落とさないと自分の生活に問題が起きると実感しました。
太極の練習は、色々なずれが起きることが普通です。これは、わかりやすく言えば、我々の体が楽な方への逃げが問題になります。つまり、人間は自然と楽な方向性の動作へ逃げてしまうのです。太極は、世代が変わると形が変わることもすくなくありませんが、実際に先代の太極拳の形を守るには、太極拳は何故ことようにうごくべきかを体でこの形が人体のどこを練習しているのかを体で理解できれば幸いです。
もう少しわかりやすく言えば、太極拳は優雅でなんでもありとか、太極拳はこのようにして力を使って、このように人に向かっていくとか、このように相手を倒したり、関節を決めったり、人間の体を何かの目的で動いていたら、自分自身はどこが動けていない感覚には辿り着きません。これでは、太極の意の練習からはただただ遠ざかっていくだけです。
ご注意ください。
呉式太極拳上海鑑泉社東京授権点、北海道授権点、北海道札幌雅山教学点。新規会員募集中。
偵察はお断りします。

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