第398話 ラーメンの啓示
- 2016/09/24
- 00:14

現在のブログの前のブログにもラーメンを書いていましたが、世界でも日本人ほどにラーメン好きな民族はいないことで、私はいつも、ラーメンより色々な啓示を頂いております。
私が住んでいる地元はおそらく、東京都の中でも最も田舎町だと感じています。例え、奥多摩でももう少し進んでいるような気がします。
このように田舎町に住んでいる私は十数年も同じ町に住むと私も地元の色々な稼業を営む方々と交流するようになります。
地元では美味しい焼き鳥を焼いているご夫婦がいて、かなり美味しいので私も時々買っております。交流が増えると私も色々と聞くようになってきましたね。
「おじさん、和食が好きですか。中華料理とかは普段、食べるのでしょうか・・・」と、色々と伺うことになりましたね。
答えはかなりびっくりです。おじさんの方は、ラーメンが大好きのようです。しかし、彼は私に中華料理が大好きだと言っていましたね。
このおじさんの方の固定概念ではラーメンが中華料理そのもののようですね。
この中国人の私ですが、幼い頃に食べていたラーメンと今日の中国人が好きなラーメンともかなり違っています。私の幼い頃では、食料配給の元でラーメンも配給対象になっていました。ラーメンといえば、麺と醤油、味の素、ラードとネギだけです。しかし、今日の中国ではかなり高価なラーメンが流行っています。例えば、フカヒレラーメンとか。
もちろん、中華料理はラーメンだけではないことは今日の色々な日本人が理解できるようになりましたね。
ご年配の方や異文化を研究する時間がないご多忙の方々が適当に異文化を理解し解釈してしまうことは仕方がないですが、少しでも余裕があれば異文化の研究を行うことは素晴らしい真髄の部分の発掘に繋がります。異文化が偏った一部との誤解が少しでも解けるように、私は自分自身の分野で頑張ってまいります。
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