第401話 蠕動の連続
- 2016/09/27
- 14:13

今回も人間の体を語って参ります。西洋の医学実験で人間をできる限り動かないように立ってもらい、高速ビデオカメラで撮影しそれを低速で見ると、人間は常に重心を取る為に蠕動のような動きをしていることが判明されています。
その他の動物のほとんども、棒のように立っていることはありえないです。
亀のような動物が足と頭が甲羅に収まっている状態でしたら、ほぼ固体のような存在になりますが、人間はそのような動物とは違います。
長い間に武術武道を練習し、常に不足を修正する者だったら、人間の独特な立ち方と上半身の合理的な姿勢によって、人体の独特な蠕動で重心への影響を軽減できることに気づきます。
これは、今は去られた大東流柔術の巨匠や、先日に知り合った日本武道の先生、その他にも毎日のように厳しい武術の厳しい練習を続けている方が人体重心の悟りの現れです。
人間は一刻も止まらずに倒れない為に、重心を調節し続けているはずです。
スポンサーサイト