第432話 個性の微調整
- 2016/10/28
- 16:15
日本語の諺では、人間の個性をこのように申しています。「三つ子の魂は百迄」。これは人間の個性があまり簡単に変えられるものではないことを主張する固定概念になります。
次にわたくしの母国語を紹介させていただきます。「三歳看八歳、八歳定終身」。まあ、日本国の固定概念より少々緩いようですね。しかし、人間の個性がなかなか変えられない固定概念は日本人とほとんど変わらない気がします。
現在、日中は互に永遠のライバルである感覚はかなり薄く、同じく漢文化で育まれた国としては実に多くの共通点を持つ両国は固定概念までも近いのは、わたくしがなんとか日本語で思考できるようになった頃からの驚きです。
昨今、西洋の先進国までも人間の基本人格は六ヶ月から三歳の間に形成するとの学説が盛んでいるようです。勿論、西洋の意地からするとこれは東洋の漢文化も言及している論説はなく、児童の沢山の調査データでの証明が最も有力のようです。勿論、どの人種も基本的に人間そのものですが......
しかし、人間ははたして自分自身の個性への微調整は可能だろうかと問いかけたらきっと、多くの答えが現れ、一部の偽善者は色々な適当な解釈で人間的の個性を分析されています。世界のネットでは道教や哲学、心理学などと語る多くのページがあり、人間の個性の形成や幼少期の様々な学習の大切さを語っています。日本国では色々な保育園や幼稚園で子供の知能や道徳、身体機能の向上で奮闘していますが、果たして、世界のどの民族と国民が幼少期の学習で理想的な個性を手に入れられるのでしょうか。
元々、人間の個性は知能とほとんど関係ない領域であり、人々にひかれる個性は養成することよりも修正することが大切です。
古代の聖者はいつも、自分自身の時間を作ることで知られています。己の意識の糾明で既に形成された個性の僅かな修正が可能です。
勿論、僅かなです。人間の個性の修正は本当に困難なことです。
太極勁は人の個性そのものです。同様、かなりの歳月が必要です。
スポンサーサイト