第577話 最初の10年
- 2017/03/23
- 16:09
平成29年3月24日金曜日 雪 北海道江別にて
最近のことですが、当流派の創始者の鑑泉が中国清朝末期に残していた太極初心者が最初の10年間に学ぶべきことと注意点の箇条書きが見つかっております。
まあ、わたくしが幼い頃より師公から受けた教育とはほとんど同じですね。しかし、創始者はどれ程の期間でこのように初心者に10年計画を申すかと私が今日の呉式太極拳のトップに聴いたところ、百日との答えがかえってきました。なんとなく、日本国の会社の試用期間のような長さで私は本当に不思議に思っています。しかし、太極拳でくびになることはなく、逆に百日になるとやめていく人は昔からいたようですね。
ならば、北海道の皆様にも10年計画を申してみたいと、飛行機の中で決心した次第であります。皆様も何とか復習と自習をしながら呉式太極拳に接してからはおそらく、百日は越えたのではないかと思います。
飛行機が20分遅れてで新千歳空港に降りた時は、マイナス1度で雪が降っていましたね。しかも、札幌に向かって行くと豪雪へと変わっていきます。
でも、中国武術倶楽部に着くと、いつものように皆様が待ってくれています。勿論、大体は日付が変わる迄、練習がつづきますね。
東京も北海道も、多くの方が呉式太極拳を必要としています。ならば、この初心者の為の10年計画が皆様の足枷ではなく、きっと皆様の体を徐々に太極的な体へと変えていくことを願いつつ、皆様のお手伝いを致します。
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