新天方夜譚物語第6話 利益
- 2015/08/29
- 00:56
利益は商売人の基本です。収入は社会人であれば誰でも得ています。一部の女性が結婚した後にお仕事を辞めしまいますが、そもそも、女性が扶養される身になる決まりは誰、いつの時代からはじまったのでしょうか…
一部の国では若い男性も貴婦人の扶養対象になっていて、当然、それなりの奉仕で、三食と家賃の他にも報酬を頂いているはずです。まあ、かなりよい収入でしょう。
カール マルクスの《資本論》の中では、雇われている人間が皆、詐取されていると定義付けしていますが、この世にはほとんど人間が雇われる身でありましょう。その為にいかにしてよい大学に入り、いかにして一流会社に入り、平社員から始まって、一部のエリートは管理職に抜擢され、収入もかなりよくなりますが、しかし、定年退職までは雇われる身であることはかわりません。
ところで、社長の方は《資本論》で詐取者とされていますが、会社経営者の収入は必ずしも会社役員の収入よりよいとも限らないでしょう。膨大な借金を背負って会社を経営し続けている方もいれば、大手では破産になれば国と国民に大きな影響がある場合は、日本国のような優しい国では大体、公的資金を注入します。勿論、経営不振に陥った個人の社長は失職します。これは、おそらく、カール マルクスが言っていた資本主義が高度に発展すれば、社会主義に自動的に近付くであろうとの理論を思えてしまいます。
一般的に利益を得る手段は経営と言います。経営の為には資格が必要な場合とそうではない場合があります。資格が必要の場合は基本的にその資格を得る為の学校や講座がありますが、私も国家試験の為に民間の有名な通信教育の教材を勉強したことがありますが、何を言っているのかは本当にさっぱりわかりませんでした。
国家試験ではない分野では当然のように学校で勉強しかないですが、私が社会福祉の学校に通っていた頃に同じクラスの中に60代の女性の方がいましたね。何故、社会福祉主事任用資格が必要かは個人のプライバシーである為、私も利けませんでした。勿論、なんだかの仕事の為か会社経営の為かのどちらかになります。
この浮き世の利益の為に、人々は本当にあるとあらゆる手段を持して頑張っています。
資格のいらない分野の争いはいつものように激しいです。もっと、露骨に言うと、資格の為には数年も学校に通い、数百万のお金を払ったら、日本では基本的に資格は得られますが、資格が無くても経営ができる分野は割合に簡単であって、資格が必要とする分野より人気が高いのは切にわかります。
自由世界で資格が無くても経営できる分野では勿論、誰が飛び込んでもよいです。しかし、研究もせずにして適当に作ったもので利益を獲得することは非道徳的な行為であり、このような商売はいつか潰れてしまいます。

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