第704話 筋力が足りない

私は自分自身の筋力が足りなく感じたのが今日のことではないですが、今回の北海道のレッスンでわたくしはこれ程に自分自身の筋力が足りないとがまったくありませんでした。確かに、人は年とともに誰もが体力が落ち、若い時の機敏さが失われていきますが、今回は若い方々と一緒に全身の筋トレを行ったところで10kgの鉄アレイの全身運動が何とたったの二回でギブアップ。哀れですね。

 

太極は無理して体の筋肉をつけることはないですが、筋肉を何とか柔らかくすることは徹底的に行います。よって、我々は筋力の衰えがあまり来ないと言う錯覚が起きるのも当然です。太極自体も一定の筋力レベルを維持するので、わたくしは太極はダイエット効果が望めなくても筋力維持はほぼ問題視ないと推測したものの、今回は我が身でそうではないと再認識すれば、自身の固定観念を廃棄しなければならない番が来ますね。

 

毎日の記事やその他多くの場で、多くの方に固定観念の廃棄を呼び掛けていることが多く、固定観念のいけないところも当然わかっているつもりとは言え、今回のことで人間が他人の足りなさがくっきり見えてくるなのに、そのような至らなさが我が身にも隠れていることを気付く力が足りないと痛感しております。このお気付きは当然、火とによってはまちまちだと思いますが、自分自身では欠けていると素直に感じました。今年中はフル    コム武道ステーション教室も決定しており、多くの方に違和感の少ない人間を見せなければならないことをかんがえるとわたくしはこれから色々な反省をしないといけないです。

 

そして、太極と東洋医学ではカバーできない人体の分野があり、この点では当家の先代は医者だったこともあって、私はこれについてはあまり危機感が図ったですが、今回の出来事で私はまた警鐘が鳴らされた気がしてやみません。もっと、客観的にこの世のすべての出来事や物事を観察する必要がありますね。これこそ、真の道教哲学です。人間のいかなる独断的な判断は平和を破滅させてしまうと感じるようになりました。反省、反省。