第977話 動分靜合屈伸就、緩應急隨理貫通
- 2018/04/24
- 11:55

太極が申す陰陽、タオイズムが申す陰陽は今日の科学や医学では検証されていません。しかし、人間の神経レベルの通り道は限られているルートで人間の能力を制限していることくらいの研究はかなり進んでいます、
人間は限りなく静止状態、または、体のそれぞれの動きがそれぞれにまったく無関係であれば、人間は当たり前のルートで生息します。一旦、人間の動きが一定レベルの関連と連動が実現できれば、体内では違うルートでの神経伝達ができるようになります。もちろん、これは科学または医学の検証はまったくないですが、タオイズムではこれを無極と太極として説明しています。
もう少しわかりやすく言えば、一定レベルの関連性と一定レベルの緩みの度合いの統一によって、人間の体の各接続の部分の僅かな伸び縮みが陰陽説です。
太極拳練習では、その一定の動きによって、全身が連動されるパターンでの訓練になります。もちろん、ただの各パーツが同時に動かしていることではありません。
人との手合いでのやり過ぎと不足は我々が結果的に一部のパーツで相手の行動に対応することから来ます。

一部の制定種目選手や伝統巨匠が手と足の動きもバラバラで、方向性もまちまちになっていますね。これなら、ただ体を壊すだけです。
体の一部のパーツで動くと我々の動きは当然のように固くなります。当然、人により柔軟な動きをするには相手よりもより多くのパーツが自然に連動されていることが望ましいです。同様、一部の動きをする者は当然のように人の動きに逆らいます。より多くのパーツの連動と緩みの度合いの統一が習得している者は人に従います。
これがいわゆる、太極の化と粘です。長く続けて、横道に入らなければ、いつかはきちんと理解できるはずです。
これ以上は教室でお話しします。
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